カーネーション(テレビドラマ)のキャスト
2024年9月30日からNHKBS/BSプレミアム4Kで「連続テレビ小説アンコール」として再放送される朝ドラ「カーネーション」のキャスト一覧です。
先日、「朝ドラ カーネーション キャスト 相関図」という記事を公開しました。こちらの記事と合わせて読んでくださると「カーネーション」をより楽しく視聴することができます。なお各登場人物の役柄は「NHK連続テレビ小説 カーネーション 上」を参考にしています。
朝ドラ カーネーション キャスト 相関図
尾野真千子(青年期・中年期の小原糸子)
カーネーション 小原糸子とは
小学生のときに洋館でドレスを見た時から洋服に夢中に。着物が主流で、岸和田では洋服を着ている人がほとんどいない時代に洋裁師を目指す。心斎橋百貨店に制服を作って納品するも、父・善作から商売の甘さを指摘される。その後、紳士服テーラー「ロイヤル」と生地問屋「末松商店」で商売の修行をしたのち、実家の「小原呉服店」を廃業し「小原洋裁店」を新たにオープンする。小原糸子のモデルは小篠綾子。
尾野真千子(おのまちこ)さんの朝ドラ
尾野真千子さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに3回の出演歴があります。
小原糸子のモデルは「コシノ三姉妹」の母親・小篠綾子
小林薫(小原善作)
カーネーション 小原善作とは
糸子の父。岸和田商店街で「小原呉服店」を営むも、商売下手で店の経営が傾きかけている。客の前では強気に出ることができず、店の集金は糸子に任せきり。最初は洋服を敵視して洋裁師を目指す糸子をどつき倒してでも反対するが、糸子の情熱に負け「小原洋裁店」の開業を後押しをする。小原善作のモデルは小篠綾子の父・小篠甚作。
小林薫(こばやしかおる)さんの朝ドラ
小林薫さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに3回の出演歴があります。
小原善作のモデルは小篠甚作 小篠綾子の父
麻生祐未(小原千代)
カーネーション 小原千代とは
糸子の母。神戸の富豪・松坂家の令嬢として育ったが、花嫁衣装を納めにきた善作と駆け落ちし、その後4人の女の子をもうける。生来おっとりした気質であるが、実は能天気でおおらかな人柄である。糸子が紳士服店に勤めていた時イブニングドレスの作り方についてアドバイスをする。小原千代のモデルは小篠綾子の母・小篠ハナ。
麻生祐未(あそうゆみ)さんの朝ドラ
麻生祐未さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに3回の出演歴があります。
小原千代のモデルは小篠ハナ 小篠ハナの母
二宮星(幼少期の小原糸子)(子役)
カーネーション 小原糸子(幼少期)とは
1914(大正2)年、大阪・岸和田に生まれる。だんじりに夢中なやんちゃくれな少女。尋常小学校の同級生たちと喧嘩することもしょっちゅう。カエルを捕まえて男子生徒を追いかけ回すことも。
二宮星(にのみやあかり)さんの朝ドラ
二宮星さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに2回の出演歴があります。
正司照枝(小原ハル)
カーネーション 小原ハルとは
小原家に同居する糸子の祖母で善作の母。善作よりは商売に聡く、しょっちゅう横から口を出しては大げんかになる。亭主関白な善作の暴力を唯一止めることができる貴重な存在。「小原呉服店」が「小原洋裁店」に変わった後、善作は千代と3人の妹たちを引き連れて転居してしまったが、ハルだけは唯一「小原洋裁店」に残って引き続き糸子と同居を続けた。
正司照枝(しょうじてるえ)さんの朝ドラ
正司照枝さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに2回の出演歴があります。
柳生みゆ(小原静子)
カーネーション 小原静子とは
小原家の次女。真面目で成績優秀。高等女学校を卒業した後は印刷会社に何なく就職する。糸子と一緒に百貨店の制服を作ったことが忘れられない。そのため「小原洋装店」を開業した糸子にチラシを作成して、店や洋服の宣伝することをアドバイスする。
柳生みゆ(やぎゅうみゆ)さんの朝ドラ
柳生みゆさんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに2回の出演歴があります。
宝田明(松坂清三郎)
カーネーション 松坂清三郎とは
糸子の祖父で千代の父。神戸で紡績業を営む大会社の社長。威厳と貫禄に満ちた風貌をしているが、丁稚奉公からのしあがり、松坂家に婿入りした苦労人。とても涙もろい。
宝田明(たからだあきら)さんの朝ドラ
宝田明さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに2回の出演歴があります。
十朱幸代(松坂貞子)
カーネーション 松坂貞子とは
糸子の祖母で千代の母。先代の社長の一人娘で清三郎を婿に迎えた。生粋のセレブで根っから陽気で派手好き、遊び好き。当時の岸和田では見慣れない「ドレス」を小原家の孫たちにプレゼントした。
十朱幸代(とあけさちよ)さんの朝ドラ
十朱幸代さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに3回の出演歴があります。
田中隆三(松坂正一)
カーネーション 松坂正一とは
糸子の伯父で千代の兄。清三郎が経営する紡績会社の跡取り。仕事で外国に行くたびに息子・勇にお土産を買ってくる優しい父親。岸和田に商用があるたびに、小原家を訪ねて妹の千代と4人の姪たちの暮らしぶりを心配している。のちに糸子に婿取りの相手として川本勝を紹介する。
田中隆三(たなかりゅうぞう)さんの朝ドラ
田中隆三さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに3回の出演歴があります。
渡辺大知(松坂勇)
カーネーション 松坂勇とは
糸子の従弟で正一の息子。裕福な家庭に育って気のいいボンボン。少年のころマイセンの美しい人形を見て感激した糸子を洋館に連れて行く。そこで初めて「ドレス」を見たことが、糸子の運命を変えるきっかけとなる。
渡辺大知(わたなべだいち)さんの朝ドラ
渡辺大知さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに3回の出演歴があります。
駿河太郎(川本勝)
カーネーション 川本勝とは
糸子が商売をするために修行に出された紳士服テーラー「ロイヤル」の職人。店主や同僚にいじめられている糸子を励ます気のいい青年。のちに糸子と結婚し3人の女の子を儲けるが、兵役で戦争に召集されて戦死する。モデルは小篠綾子の夫・川崎武一。
駿河太郎(するがたろう)さんの朝ドラ
駿河太郎さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに2回の出演歴があります。
小原勝のモデル 小篠武一
栗山千明(吉田奈津)
カーネーション 吉田奈津とは
糸子が通う高等女学校の同級生で、岸和田の高級料亭「吉田屋」の一人娘。気位が高く、未来の女将となることを自覚しているせいか、毎日日傘をさして美肌を保っている。がさつな糸子のことをいつもバカにしているが、本当は何をやっているかいつも気にしている。
栗山千明さんの朝ドラ
- 2011年後期「カーネーション」 吉田奈津役
栗山千明さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに1回の出演歴があります。
濱田マリ(安岡玉枝)
カーネーション 安岡玉枝とは
岸和田商店街で「安岡髪結い店」を営んでいる。女手一つで泰蔵と勘助の2人の男の子を育ててきた。長男の泰蔵はだんじり祭りの大工方を任されるほど立派に成長したため、次男の勘助の行く末をつい心配してしまう。
濱田マリ(はまだまり)さんの朝ドラ
- 2011年後期「カーネーション」 安岡玉枝役
- 2014年後期 「マッサン」 キャサリン(種子)役
- 2021年後期「カムカムエヴリバディ」 竹村和子役
濱田マリさんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに3回の出演歴があります。
須賀貴匡(安岡泰蔵)
カーネーション 安岡泰蔵とは
玉枝の長男で勘助の兄。寡黙で優しい心根の優しい青年。糸子が川で溺れそうになったときに助けたことがある。若くしてだんじり祭りの「大工方」をつとめて、糸子や奈津の憧れであったが八重子と結婚し、太郎を儲ける。兵役で戦争に召集され戦死。
須賀貴匡(すがたかまさ)さんの朝ドラ
須賀貴匡さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに2回の出演歴があります。
尾上寛之(安岡勘助)
カーネーション 安岡勘助とは
玉枝の次男で泰蔵の弟。糸子の小学校からの同級生。成長するとともにヘタレな性格が表れてくる。サエが在籍するダンスホールに入り浸っているところを糸子にとがめられる。のちに戦争に出征したあと、戦場で体験した恐怖により精神を病んで除隊する。戦局の悪化に伴い、再び召集され戦死。
尾上寛之(おのえひろゆき)さんの朝ドラ
- 1994年前期「ぴあの」柴田正樹 役(子役)
- 1996年後期「ふたりっ子」佐藤 役(子役)
- 1997年後期「甘辛しゃん」 草野 役(子役)
- 2003年後期「てるてる家族」 森下一平 役
- 2006年後期「芋たこなんきん」徳永清志 役
- 2011年後期「カーネーション」安岡勘助 役
- 2017年前期「ひよっこ」 角谷太郎 役
- 2019年後期「スカーレット」掛井武蔵丸 役
尾上寛之さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに8回の出演歴があります。
安岡勘助 1944(昭和19)年に戦死
田丸麻紀(安岡八重子)
カーネーション 安岡八重子とは
泰蔵の妻で太郎を産む。玉枝の「安岡髪結い店」を手伝うかたわら、美容師になりたいという夢を持つ。眼鏡をかけて一見地味そうに見えるが、着物の趣味は良くオシャレ好きでふだんから雑誌「令嬢世界」を愛読している。
田丸麻紀(たまるまき)さんの朝ドラ
- 2011年後期「カーネーション」 安岡八重子役
田丸麻紀さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに1回の出演歴があります。
甲本雅裕(木之元栄作)
カーネーション 木之元栄作とは
岸和田商店街で「木之元電キ店」を営む。山っ気が強くお調子者で、これまでに商売を始めては次々とつぶしてきたが、電キ店は大繁盛させる。小原善作の遊び友だちの1人。
甲本雅裕(こうもとまさひろ)さんの朝ドラ
- 2003年前期「こころ」 日下部俊役
- 2011年後期「カーネーション」 木之元栄作役
- 2021年後期「カムカムエヴリバディ」 橘金太役
甲本雅裕さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに3回の出演歴があります。
上杉祥三(木岡保男)
カーネーション 木岡保男とは
岸和田商店街の履物店の店主で、善作や栄作の将棋仲間。下駄屋に生まれたことを誇りにし、善作とともに和装を守ることにこだわっていたが、時流には逆らえずやがて靴の販売を始めることになる。
上杉祥三(うえすぎしょうぞう)さんの朝ドラ
- 2001年後期「ほんまもん」一倉シェフ 役
- 2006年後期「芋たこなんきん」 小川秀雄 役
- 2011年後期「カーネーション」木岡保男 役
- 2015年後期「あさが来た」 日野彦三郎 役
- 2021年後期 「おちょやん」 樋口仙一 役
- 2023年後期「ブギウギ 」 大和礼子の父 役
上杉祥三さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに6回の出演歴があります。
トミーズ雅 (桝谷幸吉)
カーネーション 桝谷幸吉とは
「桝谷パッチ店」の店主。毎日ミシンを見にくる糸子を面白がり、女学校を中退した糸子を職人として雇う。糸子を女と思ってみくびるようなことはせず、1人の職人として接する。のちに昭和恐慌が起こったとき、泣く泣く糸子を解雇する。
トミーズ雅(とみーずまさ)さんの朝ドラ
- 2011年後期「カーネーション」桝谷幸吉役
トミーズ雅さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに1回の出演歴があります。
財前直見(根岸良子)
カーネーション 根岸良子とは
糸子の洋裁の先生。洋装とハイヒールで颯爽と街を歩き、誰もが振り返るような美人。東京のミシンメーカー・「スティンガーミシン」から大阪に派遣された講師。心斎橋で行われたミシンの実演販売で糸子と知り合い、善作から謡の稽古をつけてもらう代わりに、糸子に洋裁を教える。なお「スティンガーミシン」のモデルは「シンガーミシン」で、根岸良子のモデルは根来久子。
財前直見さんの朝ドラ
財前直見さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに1回の出演歴があります。
根岸良子のモデルは根来久子
國村隼(花村貴一)
カーネーション 花村貴一とは
「心斎橋百貨店」の支配人。東京の百貨店・「黒田屋」で火災が起こり和装の女性店員が犠牲になることをきっかけとして、制服を洋装に変えることを考えている。しかし糸子が持ち込む制服のデザイン画はなかなか採用しない。なお「心斎橋百貨店」のモデルは高島屋東別館と考えられる。
國村隼(くにむらじゅん)さんの朝ドラ
- 1979年後期「鮎のうた」
- 1982年後期「よーいドン」米田 役
- 1984年後期「心はいつもラムネ色」
- 1986年後期「都の風」 佐七 役
- 1996年後期「ふたりっ子」 猿渡夏彦 役
- 2000年後期「オードリー」黒田茂光 役
- 2006年「芋たこなんきん」 徳永健次郎 役
- 2011年「カーネーション」 花村喜一 役
國村隼さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに8回の出演歴があります。
黒谷友香(サエ)
カーネーション サエとは
勘助が夢中になるダンスホールの踊り子。紳士服テーラーの「ロイヤル」に客として現れ、糸子にイブニングドレスを高額で注文する。糸子の上得意客。
黒谷友香(くろたにゆか)さんの朝ドラ
- 2011年「カーネーション」 サエ 役
黒谷友香さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに8回の出演歴があります。
団時朗 (大将)
カーネーション 大将とは
紳士服店「ロイヤル」の店主で職人たちからは「大将」と呼ばれている。男性が着る紳士服こそ上等なものであり、女性が着るイブニングドレスを「女子供が着るもの」として見下している。イブニングドレスを高額で注文するサエにはうわべは下手に出て、心の中でソロバンを弾いて売上だけはしっかり当てにしている。
団時朗(だんじろう)さんの朝ドラ
団時朗さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに3回の出演歴があります。
板尾創路(末松)
カーネーション 末松とは
糸子が紳士服テーラー「ロイヤル」の次に修行をした生地屋「末松商店」の主人。生地の販売以外にもセーラー服の縫製も請け負っていて、ミシンを扱えることができる糸子を縫い子として雇う。なお「末松商店」のモデルは末方商店。
板尾創路(いたおいつじ)さんの朝ドラ
- 2004年前期「天花」 熊田弘之 役
- 2006年後期「芋たこなんきん」 池内幸三 役
- 2011年後期「カーネーション」 末松商店・店主 役
- 2015年前期「まれ」 紺谷博之 役
- 2020年後期「おちょやん」 須賀廼家万太郎 役
板尾創路さんは「カーネーション」を含めて、朝ドラに5回の出演歴があります。