ちゅらさん最終回エリーの胃がん手術は成功小浜島で診療所を開業

2024年9月10日2024年10月31日

エリーの命運を託した手術

ちゅらさん最終回（第156回）のあらすじ

和也が呼びかけても、倒れた恵里は答えません。あたりは暗くなり始め、和也は意を決して助けを呼びに走り出しました。恵里が目を覚ますと、枕元に文也がいました。和也の勇敢な行動で、恵里は東京の病院に運ばれたのです。病気を黙っていたことを皆にわびる恵里。手術前に一度だけ戻った一風館で、文也と恵里は「地域の診療室」のようなことができないかと将来の夢を語り合います。みんなの見守る中、恵里の手術が始まりました…。

西宮遙胃がんの診断を告知されていたちゅらさん

実はエリーは最終回までにかつてのライバルだった西宮遙から胃がんであるという診断を受けており、一刻も早く手術を受けるように強く勧められいました。

「ちゅらさん」のエリー手術の様子

朝ドラ「ちゅらさん」の最終回のあらすじはエリー（えりぃ・上村恵里）の胃にできた悪性腫瘍（胃がん）を夫・上村文也（小橋賢児）とかつての恋のライバルだった西宮遙（小西真奈美）切除するための手術シーンが描かれます。

熱を感じさせるほど白く明るく輝くライトの明かりに、恵里は目を細めた。かたわらの台の上には、お願いして置かせてもらったスーパーボールが強い光を反射して輝いている。やがて麻酔の効果が表れ、恵里の意識は朦朧としてきた。そばに立っていた遙が囁く。
「大丈夫だよ、大丈夫だから」
恵里は、遙に頷き、薄く微笑んだ。そこにブルーの手術着をつけた文也が入ってきた。手術台の上の恵里の顔を覗き込み、「えりぃ」と優しく声をかける。

「ちゅらさん 3 (NHK連続テレビ小説) 」 252ページより

エリーの手術の間、えりぃと文也の親しい人たちである、一風館の住人や古波蔵家の人々、北栄総合病院の同僚看護婦のみんなが、エリーの手術回復を祈っています。結果、エリーの手術の大成功に終わり、みんなが肩を抱き合って泣いて喜びます。

ちゅらさん最終回相関図

朝ドラ「ちゅらさん」最終回の登場人物で重要なのは、エリー・上村文也（夫で執刀医）・西宮遙（執刀医）・上村和也（息子）です。

小浜島の「こはぐら荘」で診療所を開設

そしてエリーの手術成功から月日は過ぎて、エリー・文也・和也の家族は東京から小浜島に引っ越して診療所を開設します。

“こはぐら荘”の新しい看板が掲げられた石垣の角、国旗掲揚のポールに恵文がかつて考案した古波蔵家の旗が海からの風にはためいてる。和也は縁側に座り、足をぶらぶらさせながら心地よい風に当たっていた。家の中では、文也が島のおばぁの医療相談に乗っていた。隣で恵里もおばぁの話を聞いている。
「ちゅらさん 3 (NHK連続テレビ小説) 」 261ページより

朝ドラ「ちゅらさん」の続編で2003年3月31日から4月28日まで月曜ドラマシリーズとして放送された「ちゅらさん2」も、エリーは小浜島の診療所で働いているところから始まります。なお「ちゅらさん2」は2024年11月22日・23日・24日に3日連続で再放送されます。