朝ドラ再放送歴代 NHK総合（地上波）で2018年以降に再放送された朝ドラ一覧(2024年前期)

2024年9月5日2024年10月24日

NHK総合で再放送された朝ドラ歴代作品一覧

2018年から地上波のNHK総合チャンネルで始まった連続テレビ小説アンコールとは朝ドラ再放送のことです。2024年9月5日の時点で11作品が再放送済みか再放送中です。これまでに地上波のNHK総合チャンネルで再放送された、あるいは現在再放送されている朝ドラ作品は以下の通りです。

1. カーネーション

ヒロイン: 尾野真千子
初回放送期間: 2011年10月3日から2012年3月31日まで
再放送期間: 2018年4月10日から10月29日まで

あらすじ

大阪・岸和田の呉服店に生まれた小原糸子(尾野真千子。晩年：夏木マリ)は、ドレスに憧れミシンに出会い、父・善作(小林薫)の猛反対にもめげず洋裁の道を突き進む。修業を積んだ糸子は、やがて20歳で自分の店を開き、親や親戚のすすめで、テーラーの勝(駿河太郎)と結婚する。夫の戦死後、さまざまな苦難を乗り越えて糸子は日本のファッションデザイナーの草分けとして活躍。さらに、女手ひとつで３人の娘を世界的ファッションデザイナーに育て上げる。パワフルで笑いに満ちた女性・糸子の一代記。

NHK 朝ドラ100「カーネーション」より

2. あさが来た

ヒロイン: 波瑠
初回放送期間: 2015年9月28日から2016年4月2日まで
再放送期間: 2018年11月6日から2019年6月12日まで

あらすじ

幕末、京都の豪商に生まれた今井あさ(波瑠)は、おしとやかな姉(宮﨑あおい)とは対照的に、相撲が大好きなおてんば娘。生まれた時から大阪の両替商・加野屋に嫁ぐことが決まっていたあさは、商いに興味のない趣味人の夫・新次郎(玉木宏)と結婚。あさは新次郎に支えられ、義父や大阪経済の父と呼ばれる五代友厚(ディーン・フジオカ)から商いを学び、炭坑事業を立ち上げていく。さらに持ち前の負けん気で銀行と生命保険事業を興し、日本初の女子大学の設立にも奔走。幕末から明治の大転換期を、明るく前向きに生き抜いた実業家・あさの物語。

NHK 朝ドラ100「あさが来た」より

3. ゲゲゲの女房

ヒロイン: 松下奈緒
初回放送期間: 2010年3月29日から2010年9月25日まで
再放送期間: 2019年6月17日から2020年1月10日まで

あらすじ

昭和30年代、島根・安来に暮らす飯田布美枝(松下奈緒)は、長身のため縁談が決まらない。10歳年上の売れない漫画家・村井茂(向井理)と見合いをし、わずか５日後に結婚したが、２人を待っていたのは、食べるものにも困る貧乏生活だった。それをまったく気にせず仕事に熱中する茂と、慣れないながらも仕事を手伝い、明るく気丈に夫を支える布美枝。やがて茂はヒット作を世に放ち、漫画家として成功していく。夫婦の歩んだ長い道のりの物語。

NHK朝ドラ100「ゲゲゲの女房」より

4. ひよっこ

ヒロイン: 有村架純
初回放送期間: 2017年4月3日から2017年9月30日まで
再放送期間: 2020年1月28日から2020年7月2日まで

あらすじ

東京オリンピックが開催された1964(昭和39)年。茨城県の農村で生まれ育った谷田部みね子(有村架純)は、東京に出稼ぎに出ていた父・実(沢村一樹)の失踪をきっかけに集団就職で上京。みね子を支えたのは、ラジオ工場で共に働いた仲間、東京での親のような存在となった洋食店店主・牧野鈴子(宮本信子)の家族や商店街の人々だった。さまざまな出会いと別れを重ねたみね子は、見知らぬ町だった東京にしっかりと根を張っていく。高度成長期をひたむきに生きた「名もなき人々」にスポットを当て、日々の暮らしを温かく描いた物語。

NHK朝ドラ100「ひよっこ」より

5. 純情きらり

ヒロイン: 宮﨑あおい
初回放送期間: 2006年4月3日から2006年9月30日まで
再放送期間: 2020年7月8日から2021年1月8日まで

幼い頃からピアノが大好きだった有森桜子(宮﨑あおい)は、２人の姉(寺島しのぶ・井川遥)らと共に男手一つで育てられた。周囲の反対を押し切って、愛知・岡崎から上京。画家の杉冬吾(西島秀俊)ら、芸術を愛する若者たちと共にピアニストを目指す。その後、桜子には、幼なじみ・松井達彦(福士誠治)との結婚と出産、老舗での奮闘、病など数々の出来事が。家族や愛する人との絆を大切にし、戦争をはさむ激動の時代を乗り越えていった桜子の波乱万丈の一代記。

NHK朝ドラ100「純情きらり」より

6. 花子とアン

ヒロイン: 吉高由里子
初回放送期間: 2014年3月31日から2014年9月27日まで
再放送期間: 2021年1月26日から2021年9月8日まで

あらすじ

山梨の貧しい家に生まれ、東京の女学校で英語を学び、翻訳家の道へ進んだ花子(吉高由里子)。震災や戦争を乗り越え、花子は子どもたちに夢と希望を送り届けていく。彼女を支えたのは、“腹心の友”となった葉山蓮子(仲間由紀恵)や苦しい恋を経て結婚した夫・村岡英治(鈴木亮平)。戦後に出版された「赤毛のアン」は、花子にとって生きた証ともいえる作品。アンのように、夢見る力を信じて生き続けた花子の、明治・大正・昭和にわたる、その波瀾万丈の半生記。

NHK朝ドラ100「花子とアン」より

7. 純ちゃんの応援歌

ヒロイン: 山口智子
初回放送期間: 1988年10月3日から1989年4月1日まで
再放送期間: 2021年9月27日から2022年4月26日まで

あらすじ

戦後まもない和歌山で生まれ育った小野純子(山口智子)は、少年たちと野球チームを作る明るく快活な少女。満州から帰国した父・陽一郎(川津祐介)が連れてきた孤児・雄太(唐沢寿明)を、一家は義弟として温かく迎え入れる。父の死後、一家の大黒柱として弟たちを支える純子。結婚後は、甲子園近くで旅館を始め、ついには高校球児の「母」と呼ばれるようになる。家族と野球をこよなく愛した純子の決意と奮闘を描いた作品。

NHK朝ドラ100「純ちゃんの応援歌」より

8. ひまわり

ヒロイン: 松嶋菜々子
初回放送期間: 1996年4月1日から1996年10月5日まで
再放送期間: 2022年5月23日から2022年12月19日まで

あらすじ

バブル崩壊の余波を受け、会社をリストラされた南田のぞみ(松嶋菜々子)。弟が事件を起こしたことで出会った弁護士・赤松元基(奥田瑛二)の仕事ぶりに感銘を受けたのぞみは、一念発起して弁護士を志望する。難関の司法試験を突破し、厳しい現実に向き合いながら、一人前の弁護士になるための努力を重ねていく。バブル崩壊以降、「豊かな心」をもって生きていこうとするのぞみの生きざまを描いた作品。

NHK朝ドラ100「ひまわり」より

9. ひらり

ヒロイン: 石田ひかり
初回放送期間: 1992年10月5日から1993年4月3日まで
再放送期間: 2022年12月20日から2023年8月31日まで

あらすじ

東京の下町に住む藪沢ひらり(石田ひかり)は、大の相撲好き。相撲に関わる仕事がしたいひらりは、栄養士を志す。さまざまな困難にぶつかるが、持ち前の明るさと行動力で突破し、ついには相撲部屋専属の栄養士に。その一方で、相撲部屋に出入りしている医者・安藤竜太(渡辺いっけい)とひらり、姉のみのり(鍵本景子)との三角関係も展開。相撲部屋界わいを舞台に、恋と仕事に揺れ動く女性たちの本音、相撲部屋の日常、性格の違う姉と妹の生き方をさわやかに表現した。

NHK朝ドラ100「ひらり」より

10. さくら

ヒロイン: 高野志穂
初回放送期間: 2002年4月1日から2002年9月28日まで
再放送期間: 2023年9月4日から2024年2月28日まで

あらすじ

ハワイ生まれの日系四世、エリザベス・さくら・松下(高野志穂)は、自分のルーツを探るために、婚約者・ロバート・ホフマン(セイン・カミュ)を置いて一年の約束で日本へ。岐阜・飛騨高山の中学校で英語教師となり、日本の風習や考え方に戸惑い、数々のトラブルを乗り越えながらも成長していく。その中で、同僚の桂木慶介(小澤征悦)とひかれ合い、ロバートと三角関係にも。さくらがさまざまな「日本」に出会い、そのすばらしさを発見していく姿を明るく描いた。

NHK朝ドラ100「さくら」より

11. ちゅらさん

ヒロイン: 国仲涼子
初回放送期間: 2001年4月2日から2001年9月29日まで
再放送期間: 2024年4月1日から

あらすじ

沖縄が本土に復帰した1972(昭和47)年、沖縄・小浜島の民宿に生まれた古波蔵(こはぐら)恵里(国仲涼子)。小学生のときに結婚の約束をしていた上村文也(小橋賢児)と再会するために高校卒業後に上京。医師となっていた文也とう余曲折の末に結ばれた恵里は、看護師という天職も得る。息子が心のバランスを崩したことをきっかけに一家は小浜島へ。やがて夫婦で心のケアも含めた医療活動をしていく。恵里が、祖母・ハナ(平良とみ)の「命どう宝(命が一番大切)」の言葉を胸に、看護師として人の命を守るために働く物語。

NHK朝ドラ100「ちゅらさん」より

アンコール放送の特徴夕方の再放送から昼の再放送へ

2018年から「カーネーション」の再放送で始まった地上波のNHK総合での朝ドラ再放送は、夕方の午後4時30分から午後5時までの時間帯に、1日あたり連続2回の再放送が行われていました。しかし「ひらり」の途中から再放送の時間帯が変わり、午後2時45分から午後3時の時間帯で、お話の回数は1日あたり1回に変わります。

さらに「ひらり」の次の「さくら」が再放送されている期間の2023年11月29日からは、放送開始時間が午後2時15分から午後3時となり、1日あたり3回連続の放送となります。

「さくら」の次に放送された「ちゅらさん」からは、放送時間が昼の12時30分から12時45分に変わり、お話の回数は1日1回に再び変わりました。